十三浪曲寄席 8月23日(土曜)10:30開演
【公演概要】
出演:京山幸太・虹友美 / ゲスト:佐々木良(万葉社)
演目:浪曲源氏物語「空蝉」「葵」/トーク
会場:シアターセブン
日程:2025年8月23日(土)
時間:10:30開演 10:15開場
料金:3000円(当日は3500円)
【予約】
下記の連絡先にお名前と枚数を書いてご連絡ください。
メール:13rokyoku@gmail.com (十三浪曲寄席事務局)
LINE:https://lin.ee/1hkOQbe (十三浪曲寄席事務局)
【企画趣旨】
浪曲で源氏物語は語れるのか。
この企画は京山幸太による浪曲の歴史への挑戦状です。
過去に数々の名人はおれど、いまだに「源氏物語」を代表的な演目にした人はいません。しかし、試みた人がいたことは、あらゆる文芸作品が浪曲の演目になっていることからも想像できます。100年を超える浪曲の歴史の中で、先人たちができなかった浪曲「源氏物語」の確立に、京山幸太が挑みます。
企画の発端は、十三浪曲寄席が京山幸太に依頼したコンセプトです。今後も語り続ける続き読み浪曲を創作してほしいと依頼したところ、京山幸太自身から「源氏物語」の提案がありました。難題であることはわかりましたが、それは本人が一番理解しているはずです。それでも敢えて挑む覚悟を否定する理由が、私にはありませんでした。どんな浪曲になるのかわかりません。だからこそ、十三浪曲寄席では京山幸太の挑戦を応援し、浪曲「源氏物語」が彼の定番の浪曲なるための公演を目指します。
【ゲスト紹介】
佐々木良さんは2022年に発売した著書「愛するよりも 愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集」のヒットでも有名な作家さんです。この本は、知っているけれど遠い存在だった「万葉集」をあり得ないくらい今どきの言葉に訳されているのですが、歌人の心情はすごく伝わってきて、時代を超えて親近感を持てるようになります。ゲストにお呼びしたのは、1000年以上も前に生きた人たちの心情を現代人に伝える表現について話をお聞きするためです。浪曲「源氏物語」では節と啖呵、三味線でその世界を伝えなければなりません。そこに細かい説明を入れることは難しい、けれど、感情をダイレクトに伝えることに浪曲の強みはあるはずです。今回のトークでは、それを生かすためのヒントが得られて、浪曲「源氏物語」がさらに進化することを目的として企画しました。
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